お医者さんレポート
広島の医師を取材して、病気の原因や症状、検診、地域医療のこと、先生の患者に対する思いなどを記事にまとめました。
エリアと診療科目を絞ってレポート一覧を検索することができます。
該当 6件
不眠症|倉本恭成 先生|本通くらもと心療内科(中区・本通)
日中に頭がボーっとしてしまう人は要注意。不眠症かもしれません
朝目覚めた時にすっきりした感じがない、眠りが浅くて夜中に目が覚める……もしかしたら不眠症の疑いがあるかもしれません。
今回は中区本通にある本通くらもと心療内科にお邪魔して、院長の倉本恭成先生に不眠症についてお話をうかがいました。心療内科というと深刻な心の病をイメージしがちですが、先生は「不眠症もうつ病も、放っておいても治るんよ。通院したほうが早くて楽だけど。」とおっしゃいます。ゆったりとした口調でにこやかにお話し下さる先生と向き合っていると、病気はいくつかの条件をクリアすればいずれは治るのだという安心感が伝わってきます。
不眠症をどのように改善していくのか、どのような薬を使うのかについて詳しくご説明いただきました。お薬を使う場合も、いずれはお薬なしで生活できることを目標にしているので、自己判断で増やしたり減らしてはいけないそうです。その理由とは?ご一読ください。
心的外傷ストレス(PTSD)|森田 幸孝 先生|もりた心療内科クリニック(中区・大手町)
心の病かも?と思ったら一人で悩まないでまずは受診
2014年8月に広島市北部を襲った土砂災害。多くの人命が失われ、たくさんの家屋が倒壊しました。そして、今でも、その経験が原因となって心的外傷ストレス(PTSD)に苦しめられている方が広島にはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は中区にあるもりた心療内科クリニックの院長、森田幸孝先生に心的外傷ストレス(PTSD)を中心に、心の不調についてお話をうかがいました。もりた心療内科にはPTSDの方だけでなく、うつ症状や不眠、不安などの適応障害、統合失調症などいろいろな症状の方が通院されています。街中のクリニックだけあって、患者さんの年代層は10代から90代までと幅広く、症状もさまざまです。そういった方々に対して、先生はどのように接していらっしゃるのでしょう。また、どのように治療は進んでいくのでしょう。
もしご自分やご家族、身近な人が心の病をかかえてしまったら、くよくよ悩んでいないでまずは心療内科を受診してみようと思えるお話ばかりです。
催眠療法/認知症カフェ|西村 豊 先生|西原セントラルクリニック(安佐南区・西原)
催眠療法で“気付き”のヒント/認知症カフェというコミュニティ
“催眠”と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?
コントロールされる?支配される?
それは誤解です。
今回のレポートは、2015年8月より心療内科・精神科を開設した安佐南区西原「西原セントラルクリニック」の西村 豊先生に、臨床催眠について話をお聞きしました。
また、認知症の患者さんやご家族同士が気軽に集ってコーヒーを飲みながら話をすることで悩みを乗り越え病気を受け入れていけるようにと開設された認知症カフェについても伺いました。
心の病の予防|上西清 先生|緑井メンタルクリニック(安佐南区・緑井)
心の不調(うつ病・不安障害・パニック障害)を予防しよう!
精神疾患で医療機関にかかる患者数は、320万人を超えました。その数はがん患者の2倍以上で、「現代の国民病」と言われる糖尿病の患者数よりも多いことになります。ストレスの多い現代社会において、うつ病、不安障害、パニック障害などの心の病にかかることは珍しいことではなくなってきました。
そこで今回のレポートは、「緑井メンタルクリニック」の上西清院長先生に、心の病を近づけないためのアドバイスを伺いました。
これまで多くの患者さんを診てこられた上西先生がすすめるのは、「いい加減に生きる7条」。そこには、「もっと楽をして、生きることそのものを楽しんでください」という、上西先生の思いも込められています。
不安障害とは|辻誠一先生|つじ心療内科(安佐南区・東原)
不安から起こる様々な症状。「不安障害」ってどんな病気?
誰でも人前で話をする時は緊張します。満員電車から早く降りたい気持ちになったことや、外出した後に「ちゃんと鍵をかけてきたかしら?」と気になった経験は皆さんあると思います。
「不安」は誰にでもある感情ですが、過度に不安状態になったり、不安によって繰り返し不合理な反応が現れるようになってしまうと、日常生活にも支障が出てしまいます。
最近では広く知られるようになった「不安障害」ですが、実は不安障害は「こころの病」というよりも、「脳の病気」であることを知っていましたか?
今回のレポートは、「つじ心療内科」の院長、辻誠一先生に不安障害について話しを伺いました。「社会不安障害」「パニック障害」「強迫性障害」を例にあげて頂き、不安障害がどういった病気か詳しく説明してもらいました。
脳神経内科、薬物乱用頭痛|井上健先生|いのうえ内科脳神経クリニック(中区・舟入)
脳神経内科ではどんな病気を扱うの?/薬を飲んで頭痛が悪化?!「薬物乱用頭痛」
私たちの街にはいろいろな科の医院やクリニックがありますが、症状によってはどの科を受診すべきか悩むこともしばしば。たとえば「(脳)神経内科」は、心療内科や脳神経外科と呼び方が似ているので混同することも。そこで今回のレポートは、「いのうえ内科脳神経クリニック」の院長、井上健先生に、(脳)神経内科が扱う病気について伺いました。また、頭痛外来にも積極的に取り組んでおられる井上先生には、近年問題視されている「薬物乱用頭痛」についてもお話を聞かせて頂き、レポート後半で詳しく説明しています。これは、頭痛を抑えるために飲んだ薬が頭痛を悪化させてしまうというもので、頭痛薬が手放せないという方には是非とも読んで頂きたい内容です。
該当 6件
■□■□ 2024年3月によく読まれた記事をCHECK! □■□■
命にかかわる病気ではありませんが、経過観察と言われたら生理の変化に気を付けて。過多月経や月経痛がひどくなるなどの場合は早めに産婦人科に相談しましょう。
実は10代、20代の女性の死因上位に挙げられる摂食障害。
人の価値や美しさは、体型や体重で決まるものではありません。
適切なカウンセリングで過度な痩せ願望やストレスから自分の体を守りましょう。
幼児や児童に感染することが多く、発症すると喉の痛み、熱、発疹などといった風邪と似た症状が起こります。また、痛みはないのですが、舌の表面に赤いぶつぶつができることがあります。
尋常性疣贅は、「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。手あれや髭剃り後など、目に見えないくらいの小さな傷からでもウイルスが侵入します。どこの部位にもできる可能性があるのです。
咽喉頭異常感症は心理的要因が大きいといわれています。
喉がイガイガする、圧迫感がある、引っ掛かったり、絡んだような感じがするなど
考えれば考えるほど、喉に違和感を抱き、そのストレスが引き金になって症状を引き起こすことも多いようです。