お医者さんレポート
広島の医師を取材して、病気の原因や症状、検診、地域医療のこと、先生の患者に対する思いなどを記事にまとめました。
エリアと診療科目を絞ってレポート一覧を検索することができます。
大腸検診について|小土井淳則先生|こどい内科クリニック(佐伯区・八幡)
大腸がん・大腸ポリープは「大腸内視鏡検査」で早期発見!
近年、増加の一途をたどっている「大腸がん」。女性のがん死亡原因トップと聞くと、とても不安になりますが、大腸がんは早期の治療で助かる望みの高いがんであることを知っていましたか? ただ初期の大腸がんは自覚症状がないため、早期発見には検診がとても重要。検診がその人の寿命を左右すると言っても過言ではありません。
そこで今回は、消化管の内視鏡での診断・治療に詳しい「こどい内科クリニック」の院長、小土井淳則先生に、大腸内視鏡検査について伺いました。女性に多い便秘についてもアドバイスを頂きましたよ。
咳と緩和ケアについて|大橋信之先生|大橋内科医院(中区・白島)
咳が出る病気はいろいろ。長引く咳はかかりつけ医に相談!
咳(せき)は、誰にでも起こる自覚しやすい症状です。最も多いのは、風邪を引いた時のコンコンといった乾いた咳ですが、3週間以上経っても咳が治まらないというのはちょっと心配。風邪が長引いているだけではなく、何かほかに原因があるのかもしれませんよ?!
今回は、呼吸器内科がご専門の「大橋内科医院」の副院長・大橋信之先生に、「咳」をテーマにお話を伺いました。咳の種類や咳が出る病気について、分かりやすく説明して頂きましたよ。
また、大橋先生が力を入れている「緩和ケア」や、今年3月に広島県でスタートした「がんよろず相談医」制度の話も伺いました。広島の方にぜひ知っていただきたい内容なのでご一読を。
がん(癌)について|高橋司先生|高橋メディカルクリニック(中区・大手町)
知識として知っておきたい「がん(癌)」のこと
日本人の死亡原因の第一位となっているがん(癌)。発症する人は年々増え続けており、誰もが注意したい恐ろしい病気ですが、これまでがんとは無縁な人にとって、自分や自分の家族ががん患者になることなんて想像もできず、実際にどんな病気で、どんな治療法があるのか、がんのことを知る機会は少ないと思います。今回は、東大病院や米国ハーバード大学で最先端のガン治療研究に長年携わってこられた「医療法人つかさ会 高橋メディカルクリニック」の院長・高橋司先生に、がんの症状、治療、危険因子について分かりやすく説明頂きました。健診の重要性はもちろん、新しいがん治療の話や、最近心配されているPM2.5や放射能のがん発症への影響なども伺いました。
脂肪肝とB型肝炎とは|中村利夫先生|なかむら内科クリニック(中区・大手町)
肝臓のこと知りましょう。「脂肪肝」と「B型肝炎」はこんな病気です
私たちの体のために、毎日頑張ってくれている肝臓。脂肪肝で苦しめてないですか? お酒の飲み過ぎや高カロリー食が原因と言われる脂肪肝ですが、最近はお酒を飲まない人でもかかる「非アルコール性脂肪性肝疾患」が増えていて、怖いタイプの脂肪肝もあるそうです。今回のレポートは、肝臓専門医として多数のウイルス性肝炎、肝硬変、肝臓がんの治療に携わってきた「なかむら内科クリニック」の院長、中村利夫先生に肝臓の病気についてお話いただきました。B型肝炎についても、分かりやすく説明しています。
子宮がん検診について|温泉川梅代先生|ユノ川産婦人科クリニック(中区・新天地)
女性の子宮がん検診 「年に一度」が合言葉
健康診断やがん検診などで、自分の身体を定期的にチェックしていますか。婦人科検診は恥ずかしいからと、つい検診を先送り…という人が多いようです。そこで今回は、気になる婦人科系のがんについて、ユノ川産婦人科クリニックの温泉川梅代先生に聞きました。
咽喉頭異常感症とは|隅田伸二先生|隅田耳鼻咽喉科(西区・己斐)
30代〜50代の女性に多い「咽喉頭異常感症」
喉のあたりに何か引っ掛かっている感じやイガイガ感が続いて、「もしや悪い病気では?」と思う女性が増えているようです。そこで喉に違和感を引き起こす原因について、隅田耳鼻咽喉科の隅田伸二先生に聞きました。
ホクロがんについて|碓井美智子先生|うすい皮フ科クリニック(南区・段原)
悪性度の高い「ホクロがん」は、小さくても威力大!
「顔にあるものは縁起が良い」と言われる反面、とても気になるという人も多いホクロ。「最近大きくなったかも」などの変化があったら、もしかしたら「ホクロがん」という可能性も。ホクロのがんについて、うすい皮フ科クリニックの院長・碓井美智子先生に聞きました。
■□■□ 2025年2月によく読まれた記事をCHECK! □■□■
命にかかわる病気ではありませんが、経過観察と言われたら生理の変化に気を付けて。過多月経や月経痛がひどくなるなどの場合は早めに産婦人科に相談しましょう。
実は10代、20代の女性の死因上位に挙げられる摂食障害。
人の価値や美しさは、体型や体重で決まるものではありません。
適切なカウンセリングで過度な痩せ願望やストレスから自分の体を守りましょう。
幼児や児童に感染することが多く、発症すると喉の痛み、熱、発疹などといった風邪と似た症状が起こります。また、痛みはないのですが、舌の表面に赤いぶつぶつができることがあります。
尋常性疣贅は、「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。手あれや髭剃り後など、目に見えないくらいの小さな傷からでもウイルスが侵入します。どこの部位にもできる可能性があるのです。
咽喉頭異常感症は心理的要因が大きいといわれています。
喉がイガイガする、圧迫感がある、引っ掛かったり、絡んだような感じがするなど
考えれば考えるほど、喉に違和感を抱き、そのストレスが引き金になって症状を引き起こすことも多いようです。
「不安障害」とはその名の通り、不安な気持ちが強くなる病気です。
ある特定の状況や場所で非常に強い不安に襲われ、身体のいろいろな部分に様々な症状が現われたり、不安を避けようとする「回避行動」をとるようになったり、また安心を得るために無意味な行動を反復してしまうといったことが起こり、人によってはそれが原因で社会生活に支障をきたすこともあります。