東広島市
下山記念クリニック
内科・外科・精神科・心療内科
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軽度認知障害(MCI)と認知症
75歳以上の後期高齢者が2179万人に達し、要介護者が755万人になるといわれる2025年には、現在400万人を超える認知症患者さんの総数も700万人に達し、65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
まだ根治薬がない一方で、保険適応ではないもののアミロイドPETや髄液バイオマーカーの研究の進歩から、アルツハイマー型認知症の発症前診断も可能な時代になっています。
また、年に10%程度が認知症へ移行するといわれる軽度認知障害は、14〜44%程度が正常に戻るともいわれており、頭の体操や有酸素運動、食事の改善や高血圧・糖尿病などのリスク管理で予防できる場合がある事も分かってきています。
歳を重ねると「人やモノの名前が思い出せない…」などという事がだんだん増えてきて、なんとなく不安に思われる方もおられるのではないでしょうか?
今回は、医療と介護の両面から地域に寄り添う「下山記念クリニック」下山直登院長に、軽度認知障害と認知症について、加齢による物忘れと認知症の違い、また、介護にあたられるご家族へのアドバイスなど、分かりやすく教えていただきました。
施設名 | 下山記念クリニック |
診療科目 | 内科 消化器内科(胃腸内科) 呼吸器内科 アレルギー科 糖尿病内科 認知症専門外来 心療内科 精神科 内分泌内科 整形外科 外科 |
電話番号 | 082-424-1121 |
所在地 | 広島県東広島市西条町寺家7432-1 |
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