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大人のニキビは皮膚科に相談 適切な治療でキレイな肌へ 大人ニキビの原因と治療・スキンケアのアドバイス【うすい皮フ科クリニック 院長 碓井美智子先生】 | 病気や症状。治療や予防に役立つ 病院・医院・クリニック情報サイト『広島ドクターズ』
(この記事は2012年11月1日時点の情報です)

碓井美智子 先生(皮膚科)

大人のニキビは皮膚科に相談 適切な治療でキレイな肌へ

 
うすい皮フ科クリニック
【住所】広島市南区段原南2-3-24
【TEL】 082-264-7755
 
大人ニキビは皮膚科に相談、キレイな肌へ 原因・治療とスキンケアのアドバイス|うすい皮フ科クリニック 院長 碓井美智子先生
皮膚のトラブルで悩む多くの女性たちからの信頼が厚い碓井美智子先生
 
顔に黒や赤いポツポツ、ブツブツ、鏡を見るたびに、憂鬱(ゆううつ)な気分に…。思春期だけでなく、大人になってもニキビで悩んでいる人が多いのでは。ひどくならないためにはどうしたらいいのか、大人のニキビについて、うすい皮フ科クリニックの碓井美智子先生に聞きました。
 

ニキビはなぜできるのですか?

思春期ニキビの最大の原因は、過剰な皮脂の分泌です。それに対して、大人ニキビの原因はさまざま。内的要因は、疲労や睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの崩れなど。また、外的要因ではシャンプーや洗顔料などによる刺激、汗、紫外線などが挙げられます。
高温多湿の夏に悪化することが多いのですが、実は、乾燥もニキビの大敵。これからの季節も油断できません。

軽いニキビなら、市販の外用薬などを使うのも一つの方法。でも、悪化して跡になったら困りますよね。ニキビをきれいに治したい人、なかなか治らない人は、皮膚科を受診してみましょう。
ニキビは、状態やできた要因で治療法も異なります。間違ったケアで悪化させないためにも、たかがニキビと思わず専門医に相談を。また、ニキビに見えても他の病気が原因のこともあります。
 

根気よく治療すればキレイな肌に近づきます

ニキビの治療は、軽症の場合は通常、外用薬を用います。3年ほど前にレチノイドという新しい外用薬が出てからは、画期的に効果が出るようになりました。毛穴の角質を取り除く薬で、白いニキビや黒いニキビ、炎症を起こした赤いニキビにも効きます。
見えているニキビだけでなく、微小面ぼう(ニキビの前段階。目には見えない毛穴のつまり)が隠れていることがあるので、広い範囲に付けたほうが効果的です。ただし、すぐに効果が出るものではないので、2、3か月以上塗り続けること。やめると再発することがあるので、根気よく治療するのが大切です。

炎症を起こしたニキビには、前述の外用薬のほか、抗菌剤や消炎剤を併せて使うなど、症状に合わせた治療を行います。医療保険の適用外になってしまいますが、ケミカルピーリングやイオン導入、光線治療などの医療行為も行われています。

大人ニキビは皮膚科に相談、キレイな肌へ 原因・治療とスキンケアのアドバイス|うすい皮フ科クリニック 院長 碓井美智子先生
女性の院長先生が親切・丁寧に診察。平日でも混雑するので予約してからの来院がおすすめ。
 

毎日のスキンケアについてアドバイスをお願いします

「ニキビには清潔が一番。こまめに洗顔しています」という人も多いのでは。確かにニキビの最大の要因は皮脂の過剰な分泌ですが、忘れてはいけないのは肌が乾燥してもニキビはできやすいこと。
ニキビに限らずしっとりした肌のほうが肌のトラブルは起きにくいです。乾燥肌では、毛穴からの皮脂や角質の排出がスムーズに行われなくなるとともに、皮膚のバリア機能(保護する力)が妨げられ、外的刺激を受けやすくなります。
皮脂が多い人は、しっかり洗顔したほうがいいのですが、乾燥しているときは洗いすぎると逆効果。清潔にした上で、保湿もしっかりと。自分がどちらのタイプか分からない人は、皮膚科を訪ねるのも一つの方法です。
また、洗い方だけでなく、何で洗うのかもポイント。脂性肌の人は脱脂力の強い洗顔料やさっぱりタイプ、乾燥肌の人は、低刺激で保湿効果の高い、しっとりタイプを選びましょう。
最近は首や胸、背中のニキビに悩む人も多いもの。そんなときには、シャンプーやボディーソープなどは刺激の少ないものを使うのがベストです。
 
また特殊なニキビとして、毛穴の毛包の中に毛包虫というニキビダニが増えることでできるニキビがあります。ニキビ菌同様、誰もが肌に持っていますが、洗顔不足や油性化粧品の使用、湿疹や皮膚炎の外用剤(ステロイドや免疫調整剤など)の使用、体の免疫機能の低下により増えやすくなり、とくに40〜 50代くらいの女性に見られます。

女性には欠かせないコスメも、今使っているもので悪化しなければ大丈夫ですが、毛穴をふさぐような厚化粧はNG。家にいるときなど、メークが必要ないときは落としましょう。
油分の多い化粧品は避けたほうが無難です。ファンデーションも、リキッドタイプよりパウダータイプがおすすめ。ニキビができやすい成分が含まれていない、「ノンコメドジェニック」と表示してある化粧品を選ぶようにしましょう。

実はニキビが他の病気のサインということもあるそうですが...

お父さん、お母さんが若いときにニキビがひどかったという人は要注意。乾燥しやすい肌であったり、ホルモンや免疫機能の問題など、体質が遺伝することがあるため、ニキビができやすいといわれています。
また、生理前に肌荒れが起こる女性は多いはず。男性ホルモンは女性でも副腎で作られていて、それが増えることでニキビができやすくなります。生理前は、卵巣から男性ホルモン作用のある黄体ホルモンの分泌が増加し、卵胞ホルモンが減少するので、ニキビが悪化することがあります。この場合、生理が始まると、ニキビも解消することがほとんどです。

下あごから首にかけてできるニキビは、大人特有のニキビ。血液中に男性ホルモンが増えている場合がほとんどですが、女性の場合、多嚢(のう)胞性卵巣症候群という婦人科系の病気も同様の症状が出ます。月経不順や多毛などの症状を伴っているときは、婦人科を受診することをオススメします。
「たかがニキビ、されどニキビ」、なかなか治らないニキビは、自分の心と体の状態を見つめ直すチャンスなのかもしれませんね。

記事提供:広島リビング新聞社

医師のプロフィール

碓井美智子先生

●広島大学医学部卒業
●広島大学皮膚科入局
●広島大学病院、県立広島病院、長崎病院などで勤務医として勤める
●平成7年『うすい皮フ科クリニック』を開院

・広島県女性医師の会会員
 

うすい皮フ科クリニックの詳細
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命にかかわる病気ではありませんが、経過観察と言われたら生理の変化に気を付けて。過多月経や月経痛がひどくなるなどの場合は早めに産婦人科に相談しましょう。

実は10代、20代の女性の死因上位に挙げられる摂食障害。
人の価値や美しさは、体型や体重で決まるものではありません。
適切なカウンセリングで過度な痩せ願望やストレスから自分の体を守りましょう。

幼児や児童に感染することが多く、発症すると喉の痛み、熱、発疹などといった風邪と似た症状が起こります。また、痛みはないのですが、舌の表面に赤いぶつぶつができることがあります。

尋常性疣贅は、「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。手あれや髭剃り後など、目に見えないくらいの小さな傷からでもウイルスが侵入します。どこの部位にもできる可能性があるのです。

咽喉頭異常感症は心理的要因が大きいといわれています。
喉がイガイガする、圧迫感がある、引っ掛かったり、絡んだような感じがするなど
考えれば考えるほど、喉に違和感を抱き、そのストレスが引き金になって症状を引き起こすことも多いようです。

「不安障害」とはその名の通り、不安な気持ちが強くなる病気です。
ある特定の状況や場所で非常に強い不安に襲われ、身体のいろいろな部分に様々な症状が現われたり、不安を避けようとする「回避行動」をとるようになったり、また安心を得るために無意味な行動を反復してしまうといったことが起こり、人によってはそれが原因で社会生活に支障をきたすこともあります。


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